あの日のキミが好き~True Love~

本当はそういうところも大好きだけどね。


「ホントは好きなクセによく言うよ」


見透かされてるし。


「もう知らないっ」


意地になってきて、思わずコウちゃんを睨み付ける。


「ったく。ごめんって」


やっとコウちゃんの口から〝ごめん〟が聞けたよ。


満足満足。


大満足。


「ふふふっ。早く食べなきゃ溶けちゃうね~」


突然ゴキゲンになった私を見てコウちゃんは小さくため息をついたけど、結局何も言わずにかき氷を口に運んだ。


出逢ってすぐの頃のような独特な雰囲気の沈黙が訪れるけど、ちっとも嫌じゃなかった。


すごくすごく心地よかった。