あの日のキミが好き~True Love~

「んっ、美味しい!」


苺とは違って苦味もあるけど、美味しい。


けど!


恥ずかしいよ…っ。


なんかコウちゃんは意地悪な笑み浮かべてるし!


「……コ、コウちゃんも食べる?苺味」


なんとか恥じらいを誤魔化したくてコウちゃんに話を振る。


「うん」


お、これは〝あ~ん〟をやり返せるチャンス!


と思ってすくおうと思ったら、コウちゃんが自分のスプーンで私のかき氷をすくった。


しかも多めで。


人に〝あ~ん〟させといて何よー。


「コウちゃんの意地悪」


「拗ねんなよ」


一歳しか変わんないのに、なんでそんな大人なのかな。


対応にムカつく。


「もうコウちゃんのこと嫌いだもーん」


そう言ってかき氷に視線を戻す。