あの日のキミが好き~True Love~


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バスに一時間以上揺られ続け、ようやくド田舎な風景から抜け出せた。


東京ほど都会じゃないけど、普通の町並みだ。


バスを降りたら、目の前は噴水広場になってて、その周りを取り囲むようにお洒落なお店が並んでる。


「久々にこういう景色見た」


田んぼや川、海しかない村にいるから、新鮮だ。


…って言っても引っ越してきて1ヶ月くらいだけど。


1ヶ月っていう短さを感じないくらい村での日々は濃い。


もう何年も村にいるみたいだもん。


「昼ごはん何か食う?」


広場の大きな時計を確認すると、もう12時を回っていた。


「そうだね。何か食べたい」