あの日のキミが好き~True Love~

もし色に例えるなら、いつもの冷たい瞳は水色。


今、その水色は消えた。


消えて、真っ黒に変わってしまった。


何も映っていない瞳…。


初めて見る瞳。


「─てめぇ、ふざけんじゃねぇよ」


また、瞳の色が変わった。


激しく燃え上がる憎しみの炎の赤へ─。


その憎しみは私に向けられてる…?


それとも村に向けられてる……?


「教えて…?コウちゃん。何であの日突然消えたの?何で何も言ってくれなかったの?何で─」


次々と溢れ止まらない疑問は、胸ぐらを掴まれることで止まった。


「……っ」


目の前数センチのコウちゃんは、あまりにも怖くて、今すぐにでも逃げ出したかった。