あの日のキミが好き~True Love~


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ということでやって来ました遊園地!


夏休みだから人が多いや。


家族連れ、カップル、女子グループなどなど皆それぞれ楽しそうに笑顔で歩いてる。


ジリジリと日光が降り注がれてくるけど、それも気にならない。


「晴流、ジェットコースター乗ろーっ!」


すでに長蛇の列となってるジェットコースター。


「二時間待ちだぞ?」


晴流は並ぶのが嫌いなのか、難色を示す。


たったそれだけのロスタイムでも列は長くなっていく。


「とりあえず並ぼ!ね?」


無理やり晴流を引っ張って最後尾に立たせる。


「あっち~」


たしかに暑い。


でも、気持ちの良い暑さだ。