…っ!?


ネットに流す!?


「そんなの絶対ダメ…!!」


思わず机をバンッと叩いて立ち上がってしまった。


「…別に良くない?あんな動画ぐらい」


信じられない……。


「もし、理沙が立花さんの立場だったらどうするの……?世界中の人に見られるんだよ…?」


なんでそんなことが言えるの…?


でも…私はこんな理沙と共犯…。


改めて罪の重さを思い知った。


だけど、もう遅い……。


「悪いけど私は流すよ?遼も同意の上」


そんな……っ。


「今私のパソコンにデータ移してあるから、今ここで削除することもできませーん。残念だね、美夜」