【3.VRコンソール】
VR世界への直接アクセスをする為の道具。
ヘッドフォンとマイクで聴覚、バイザーで視覚、椅子で触覚を体感できる。
SF漫画とかに出てくる、線が山ほど連結されたヘルメット付き椅子とかを想像して貰えるとベター。

IPCを持たない人でも手軽に使用できるのが特徴。
また、持ち運びが容易で安価なバイザーのみのタイプが人気。


【4.IPC(インプラントチップ】
首の後ろ(実際は脊髄近く)に埋め込まれた、一辺1cmのチップ。
時速300kmの新幹線に撥ねられても壊れないほどの強度を持つ。
チップを埋めた箇所には正方形のレーザー焼き印が入る。

パソコンやケータイに入っているVRプログラムと自らの神経を、VRコンソール以上にダイレクトに連結が出来る。
接続の際に2秒ほど数V(ボルト)の電流が首の後ろを流れる。痛い。
試験段階ではあるが、嗅覚及び味覚も体感可能。
但し、味覚は味を感じ満腹感を得るだけなので栄養は取れないとのこと。

現実空間と仮想空間の区別がつかなくなる…等の理由で、国内では20歳以上の成人しかIPCの購入及び埋め込みが許可はされていない。