side黎明


最初、僕達は何が起きたのか分からなかった。


今日は、二学期の始業式で僕達3人は学校へ登校する途中だったはずだ…なのに


『ここ、何処!!』


栄司「まぁまぁ。黎明、落ち着いて」


僕達は、登校の途中で急に光に包まれ、気付けば此処に居た。


『ねぇ、栄司僕この状況知ってるような気がするんだけど気のせい?』


栄司「気のせいじゃないよ。確か、前に読んだ異世界物の小説が丁度今の俺達の状況似てる」