3年後、まだ好きだったなら

実験が終わったあと、お昼休みになった。
私はこのことを友達に言おうか迷っていた。しかし言ったのだった。

「ねねね、化学の実験の時にいた人めちゃめちゃかっこよかったよね?」

「え、嘘。かっこよかった…?」

まさかの全否定であった。私には死ぬほどかっこよく見えるのだが、どうやら友達にはそうは見えてないらしい。

「あの人なんて名前?てか、誰?」

「島…何とかさん。誰なんやろね」

一体誰なんだ。とりあえず情報収集からだな。

授業が終わって時が経てばたつほど思い出した。

その時、気づいた。自分は一目惚れしたんだなと。