ずっと小さい頃は、まだ色素の薄い子もちらほらいたから、そこまで言われなかったけど、成長するにつれ、黒髪に戻る子もいる中、私はまだ茶色の髪のままだった。
珍しそうな目でじっと見られることや陰口を言われる事もあったけど、可愛いねだとか綺麗だねって言ってもらえたりもしてたから全然嫌いになんて思ったことはなかった。
それに、お母さんにもらった色だから。
私は変だって言われたとき、変じゃないよって言ってくれた。
胸を張っていいって言われたからこうして今も笑っていられるんだ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…