―もっと、刺激的な恋を。―

小さい頃からずっと、髪と瞳が茶色だった。 変だねって言われることがあったから、もうそれが普通だと思ってた。 でも、高校じゃそんな生ぬるいものではなかった。 どうして？私、なにかいけないことでもしたかな。 何で、ちょっと周りと違うだけで、こんな些細なことでこんな扱いを受けなきゃいけないの？ これは茶髪少女＋αと、理不尽ないじめとの奮闘記。

　夏の暑い日、私は異世界へ通じる道に迷い込んでしまった 　しかし、そこは何やら不穏な街であった 果たして、私は無事に元の世界へ帰れるのだろうか

時間に追われ、周りの評価に追われ…… 夢を追うことの楽しさを忘れてしまっていた私 そんなある日、異世界へ行ってしまう そこで待ち受ける数々の出会いと試練 「笑っていられる限り、何でもできるよ！」 明るくて元気な少女と 「花言葉は、感謝──だよ」 花が好きな優しい看板息子と 「いつか、君の町に行きたいな」 自由な旅人さんと 「夢を見させてあげたい」 謎多き手品師と その他諸々、不思議な住人と送る、 愛と信頼、夢に溢れた異世界での生活 果たして、私は異世界で何を得る？ 私が異世界へ行ってしまった理由は？