送り届けたついでにと、顔を出した眞子の母に家庭教師を申し出る。 すると、とっても嬉しそうな顔をして話し出した。 要約すれば、眞子は相変わらず本の虫で数字が苦手だから数学の時は眉間にシワがよっている。 ましてや算数時代からの苦手は、そうそう克服は出来ないようだと。 なので、俺の得意分野でもある数学や化学の家庭教師を申し出た。 それを、自分の部屋に荷物を置いて戻ってきた眞子が聞きつけると反対の声を上げる。 「私、ちゃんとやるから大丈夫!家庭教師とか、まして悠くんならお断りだからね!」