もしも君と同い年なら…

猫を捕まえた後私は、床で倒れ込んでいて気づけば朝になっていた。

私は、いつも通り朝食を作り、身支度をして大学に向かった。

学校の前まで行くと、前の方で陣が歩いていた。

歳が違うからって関係ない。

私は私なんだから!

一歩を踏み出せば、変わる世界に胸を躍らす私は今…。

最強なんだ!

「おはよう。陣!」












「悪い夢を食ったにゃ。」

黒猫は、暗闇をトコトコ歩き今日も夢食いをしていた。

「夢食いっていっても、悪い夢を食うことにゃ!」

すると、鈴のなる音に黒猫の耳がピクリと動いた。

「また、悪い夢が生まれた…。私は、悪い夢を食って心を軽くしてあげる。それが自分の…。」




『夢食いにゃ』