悪い、と笑っている洸は、なんとなく小・中・高と同じ学校で、まあ幼なじみと言えなくもないのかもしれないけど、ここら辺は田舎だからほとんど全員が幼なじみだ。 「洸はなにしてんの?」 「いや、家じゃ集中できないし、自習」 サラッとそう言う洸は、なんというかやっぱり努力家だ。 こいつをみてると、まあ天才だって努力しないといけないんだなと思わされる。 「じゃあここより視聴覚室は?自習室で解放されてるでしょ」 「んー、でもなんか下級生の女子が多くていずらかった」 あ、なるほど、洸のファンか。