お昼になっても、私の挙動不審は続き… 「あ、お茶忘れた。葵、一口」 私は持っていたペットボトルを渡そうとして止まる。 「嫌!」 「ええ!?」 ああ、明らかに不自然。 それに今日は洸の顔がまともに見られない。 2人っきりは嬉しいはずなのに、早く終わって欲しいようなずっとこのままがいいような、そんな変な感覚。