洸は本人無自覚らしいけれど、まあ普通に見ればイケメンだ。 このど田舎で稀に見るイケメンだって割と町でも評判が良い。とくにおばちゃん達から。 ずっと一緒だった私たちの学年はそうでもないけど(いや、普通にモテるけど)下級生からの人気は半端じゃない。 まあ本人は気づいてないっぽいけど。 「にしてもあっついな」 「ね、だから扇風機借りてこよーって」 私はシャーペンを置いてドアに向かう。