輝きに満ちた世界で



「でも監督!いくらなんでも…
本人がいいと言ってるとしても保護者の同意が必要じゃ。」



監督が私を起用しようとするなか、他のスタッフさんが止めようとする。



「小夜は自由に使っていいよ。

その代わり、もの凄く可愛くしてあげて。」



いつ戻ってきたのか姉ちゃんがやってきた。



「ということで、いいそうですよ。」



結城のその一言でスタッフさんたちは急いでどこかへ行ってしまった。



「なんであんたが楽しそうな訳?」



「あ?そんなの決まってんじゃん。
今日ドタキャンしたモデルのことが嫌いだからだよ。」



急に変わった態度に私は少し驚いた。



「あんたもつまらない人間だな。」



私はそうため息混じりに言う。



「は?」



「いや、なんでもない。」



私はそう言って目線を横にずらした。



「そういえば、あんた撮影は?」



「あのモデルの後。」



私はその言葉に適当に頷いておいた。