私の控え室に着き、ソファに座らされた。
「着替えといて。俺、メイクさん呼んでくる。」
結城は私に次の最後となる衣装を渡して控え室を出ていった。
私は渡された衣装に腕を通した。
着替え終わり、靴を履き替える前に靴下を下ろしてみた。
私がその足を見ていると人が入ってきた。
「何その足!腫れてるじゃない!」
「テーピングは?なんで剥がしたの。」
そこには私の頼れるお姉様方。
「ここまでなると思わなかったから...」
責められて思わず顔をうつむける。
「はい、これ。」
私は星羅さんに渡された冷却スプレーを足にかける。
テーピングを取り出して足首を固定した。
結城も戻ってきてその場で佐々木さんに髪を結んでもらった。



