輝きに満ちた世界で



「英、話って...」



「座ってもいい?落ち着いて話したい。」



結城に許可を取って私は1つの椅子に腰かける。



「覚えてる?始業式の時。

8ヶ月以上前の話だけど。



あの時は私は普通の女子高生で、強いていえば姉ちゃんがモデルやってるぐらい?



姉ちゃんとの差を広げられないようにせめて成績だけってずっと首席を守り抜いてきた...



そんな哀れなやつだったんだよ。



いつしか、同じ世代の子たちが許せなくなった。

私がこんな必死になってるのに、いわゆる“青春”ってのを謳歌してるのを見て、愛とか恋とか信じたくなくなって。



忘れさって私から欠如した“感情”になった。



でも、忘れさってなんかいなかった。」