輝きに満ちた世界で



私も準備をおえて、あとは直前の最終チェックだけ。



佐々木さんを控え室から送り出して私は部屋に残っていた。



心を落ち着けなくちゃいけない。
私は伝えなきゃいけないんだ。



結城に...

しっかりと、自分の言葉で。





好き






この気持ちを伝えなきゃいけない。



私が初めて知ったこの感情を教えてくれた結城にこの気持ちを伝えなきゃいけない。



もちろん、この恋が叶わないことぐらいわかってる。

きっと結城は私のことをどうとも思ってないんだろう。



フラれる...

わかってるけど伝えたいんだ。



この気持ちが吹っ切れないと私はきっと歩けない。



フラれたってランウェイに上がれば客席に仲間がいる。
きっとみんながいれば私は挫けない。



「伝えなきゃいけない」



私は立ち上がって部屋を出た。