「はたまた、どうして?」
「私モデルをやっていて今度大きなコレクションにでるんです。
そのために毎日ウォーキングの練習をやってて。」
先生はその言葉を聞いて深く何度か頷いた。
「レントゲンを撮りましょう。
撮ってみないとわかりませんが、症状からして疲労骨折の可能性が高いかと...」
私はその言葉に衝撃を受けた。
私達は1度待合室に戻された。
「私祐子さんに連絡する。」
姉ちゃんがお母さんにそう言って病院を1度出た。
私はレントゲン室に呼ばれて右足のレントゲンを撮った。
レントゲン室から戻ると待合室には祐子さんが来ていた。
「ホントに疲労骨折?」
まるでドン底に突き落とされたような顔をする祐子さん。
「そんな顔しないで。
まだ決まりじゃないんだから。」
私は口ではそう言ったが、足の甲の痛みが“疲労骨折”というものを肯定している。



