私は気になって、メールを送った。





その相手は…七海さん。




“おはようございます。今朝、朔の体調があまり良くないように見えて、熱があるのかもしれません。もし良ければ、お仕事の合間に朔の様子を教えていただけると嬉しいです。”





「これで送信っと…」




すると、すぐに“既読”がつき、その後“了解。心配してくれてありがとうね!”と返信が届いた。





私のただの思い過ごしならいいけど…





そんな風に思いながら、私も学校へ向かう支度を大急ぎで行った。






でも、授業中もとにかく朔のことが心配で。





休み時間になる度に、スマホを見ては特に連絡がないことに悶々としていた。





…これじゃあ、私の方が過保護じゃん。





便りがないのは元気な証拠ってことで。





そう思うことにした。