「悪い夢でも見ましたか?」 稜真は鋭いな。 「別に、みてないよ。稜真はもう傷は平気?」 「はい、少しの休暇をもらったので今日からまた。」 頭を下げて稜真は部屋を出て行った。 「はぁ…」 たまにあの夢は見ていたけど、最近よく見る。 「はいはい、今出ますよっと…」 電話がなり、急いでとった。 「はい、こちらアイビスの天霧です。ご用件は…」