「結構買いましたね…」 メモに書いてないものも…。 「まぁ必需品だからいいじゃんいいじゃんっ。」 スーパーの自動ドアを通りながら話していると、急に千流さんが止まった。 「…千流さん?」 様子がおかしい…? 「千流さ「先帰ってて、楼。」 いつもと違う声のトーンに、千流さんの目線の先には何かがあるのだろうと同じ方を見てみると… 「…女の人?」 綺麗な女の人が男の人と手を絡めて歩いていた。