「はい、初仕事。」 電話の受話器を渡され、受け取ると電話の向こうの人は酷く焦っていた。 『はやく来ていただけませんか?!今にも飛び降りそうな女の子がいるんです!!』 俺の初仕事は…説得、だった。 「んじゃ、私が送ってくよ楼。」 鈴音さんはキーを持ち車に乗り込んだ。 「いってらっしゃ〜い。」 夜さんと他のみんなが手を振ってるのに振り返した。 「口開けてると噛むよー。」 鈴音さんがそう呟くと、風が強くふいた。 「れ、鈴音さ、飛ばしすぎ…っ」