「行くよ、紅月。」 そう言って、鈴音は一気に飛行機まで飛んだ。 “主様…どう致しますか、あの無礼者。” もちろん龍神の声も一般人には聞こえない。 「とりあえず…半殺しにしよっか!」 “ババア” 俺も紫水も…鈴音にそういうのは“死あるのみ”だと痛感した。 「いつもご協力ありがとうございます。」 警察に犯人を引き渡し、無事この事件は終わった。 「は〜あ。疲れた。」 鈴音は一応、医務室を管理する医師だから怪我人の手当のために付き添いだったんだけどな…