「龍神は、この街の3代組織に均等に保たれている。もちろん、ここにもいるよ?現に今外に出てるみんなは龍神持ち。」 「そうなんですか…」 夜さんは、どうなんだろう… 「…なんで龍神が現れるかわかる?」 わからないと、変わりに首を横にふった。 「…“恨み”や“憎み”が龍神を呼び起こす。」 恨みや、憎み…? 「現に楼、君は誰かを強く恨んでいる。憎んでいるんだよ。」 俺が、誰かを…? “化け物…っ!”