「おはようございます。」 「おはよ〜」 「おっはー楼。」 「おはよう。」 夜さんが目覚めてもう2ヶ月が経とうとしている。 「ちゃんと薬飲んでくださいね?社長。」 「やーだ!それすっごい苦いじゃん!」 鈴音さんが薬を嫌がる夜さんを追いかけ回すのは、もう見慣れた景色。 「あ、そうだ楼、依頼あるぞ〜」 千流さんは手招きして俺を呼んだ。