「おかえり、楼。」 「稜真さん!帰ってたんですか!」 稜真さんは少し遠い所の依頼に行っていたから、2日間いなかったけど… 「あぁ、お疲れ様。」 そう言って、稜真さんは医務室へ向かった。 …みんな、夜さんに“行ってきます”、“ただいま”。 今日あったことなど、話に行く。 「ただいま、夜さん。」 白い髪は、相変わらず目をひかれる色だ。 夜さんの黒い髪は消えて、また真っ白。 この時の方が出会った時と同じで夜さんって感じがする。