「ふふ…っ。やっと、やっと奪えた。」






あれ…おかしいな、これは俺の声じゃない。







「楼…まさか…」






夜さん、これは、俺じゃない…。









「惆悵…お前の救済する人間を殺してやる。」








やめろ、久遠…












「死ね…………」

























“私の愛した宗明の血を継ぐ者よ…”































…嫌だ。