それを伝えると、鈴音さんは眉を寄せて頬杖をついた。 「ん~……もしかして!」 急に立ち上がった鈴音さんは、医務室の奥の部屋へ入っていった。 「…楼くん、ここ見て。」 “龍神について。” そこに書いてあった項目の、24番目を見るとそこには… 「…龍神が自由な行動をとると、憑き人は体力を取られ日に日に…」 まさか… 「俺の、龍神が…?」