「俺が連れていきますよ。…社長、疲れが顔に出てます。」 社につき、楼をおろそうとすると稜真が楼を抱えた。 …疲れ、か。 「少し休むよ。」 稜真にそう伝えて、僕は稜真が行く方とは真逆の方へ向かった。 …ここがあの子にとっての第二の人生のスタート地点……… 「と、なるといいけどな。」 夜side end