ふわっ…… 「!?」 嗅ぎなれた匂い。いい匂いがして、先程までの寒さが和らいだ。 誰が何をしたかなんて、見なくてもわかる。 「蒼空……」 ジャージを掛けてくれた蒼空は半袖だ。寒くないのだろうか。 「蒼空、寒くないの?」 そう聞くと、蒼空は眉間にシワを寄せてほっぺをぷくっと膨らました。 かわいい…… 「寒くねーけど。」 じゃあなんで怒ってるのか。 「お前、なんで先に帰っちゃったんだよ。」