Tシャツと短パンが渡された



「俺の弟のだ着ろ。」















「命令するな。」

投げられたバスタオルで顔と頭を拭き男について行く
強面の男たちが何か言っていた






「久ぶりに鬼の姿が見れるぞ。」





とか…






広い体育館みたいなとこについた



「好きな武器を使え。」


鉄パイプから太刀,小刀などさまざまな武器がテーブルの上に並べられていた
真ん中に置かれているのは拳銃
それを手に取った


「それでいいのか…」


彼はとった武器を見て不気味に口角を上げた
それを構えてみた




男と向き合う




ビリビリとした空気


















先に動いたのは俺だった。



〜〜〜















勝敗は案外早く着いた



俺の負けだ













耳がキーンと痛い

顔は何倍にも腫れているんじゃないかと錯覚するほど痛い

肋骨だって何本か確実にいっている

鬼…

「鬼…」
















〜〜〜

SIDE 愛兎











「はい、お終い。」




天堂が俺の手を握り止めた

「まだ言葉を聞いてない。」