二人で向かい合ってお昼を食べながら、他愛ない話をする。すると、彼方くんが途中で思いついたように。
「そういえば、見てよ。俺、夏休み友達とフットサルしまくってたら腕すげー日焼けしてさ」
そう言って、左腕をこちらに差し出してきた。
見てみるとたしかに、色白だった肌が少し焼けて肌色が濃くなっている。
「ほんとだ。ちょっと焼けたね」
私がそう口にすると、こちらをじっと見つめてくる彼。
「雪菜は、相変わらず真っ白だよな」
「そ、そうかな」
「うん。だって、手出してみて」
そう言われて自分も手を差し出したら、彼方くんが私の腕と並べるようにして、自分の腕をピタッとくっつけてきた。
「ほら、俺の腕と比べたら、断然白い」
その瞬間、ドキッと跳ねる心臓。
……どうしよう。べつに少し肌が触れただけなのに。やっぱりあのお祭り以来、彼のことを無駄に意識してしまっている自分がいる。
「雪菜の肌、名前のとおり雪みたいに白くて綺麗だなってずっと思ってた」
彼方くんが私の腕を見つめながら、サラッとそんなことを口にする。
たしかに昔から色白なことを褒められることはあったけれど、彼方くんに言われたらすごく照れてしまう。
「そういえば、見てよ。俺、夏休み友達とフットサルしまくってたら腕すげー日焼けしてさ」
そう言って、左腕をこちらに差し出してきた。
見てみるとたしかに、色白だった肌が少し焼けて肌色が濃くなっている。
「ほんとだ。ちょっと焼けたね」
私がそう口にすると、こちらをじっと見つめてくる彼。
「雪菜は、相変わらず真っ白だよな」
「そ、そうかな」
「うん。だって、手出してみて」
そう言われて自分も手を差し出したら、彼方くんが私の腕と並べるようにして、自分の腕をピタッとくっつけてきた。
「ほら、俺の腕と比べたら、断然白い」
その瞬間、ドキッと跳ねる心臓。
……どうしよう。べつに少し肌が触れただけなのに。やっぱりあのお祭り以来、彼のことを無駄に意識してしまっている自分がいる。
「雪菜の肌、名前のとおり雪みたいに白くて綺麗だなってずっと思ってた」
彼方くんが私の腕を見つめながら、サラッとそんなことを口にする。
たしかに昔から色白なことを褒められることはあったけれど、彼方くんに言われたらすごく照れてしまう。



