「…んー…」 いきなりそんなことを言われて、無理だと分かってるけど誤魔化そうと急いで大学に行く準備をしているふりをする。 「めい??聞いてる??」 「ちょっと待って、今忙しいから」 「こら、嫌だからって知らんぷりしない」 そう言われ、腕を掴まれる。 「そこ座りなさい。」 あぁ、久々のお説教モードだ… 「亮くん、急がないと仕事遅れるよ」 「今はそんな話しをしたいんじゃないの。分かるでしょ」 ダメ元で話をそらそうとするけど、余計怒らせてるよね、これ… しぶしぶ亮くんの前で正座をする。