「昨日夜ご飯作ってくれたし…そのお礼にと思って」

「ふふふ。めいは優しいね。」

そんなことを言いながら耳を噛んでくる亮くん。

「ひゃぁっ!…ちょっと…」

いきなりのことに変な声出ちゃった。
そんな私とは対照的に余裕のあるニヤッとした笑顔を浮かべて、洗面に向かう亮くん。

朝からドキドキしっぱなしだよ…

その後もご飯を食べながらゆっくりと過ごす休日。
幸せすぎる…

「ねぇ、今日から俺の家に住まない??」

2人でソファに横に並びながらテレビを見ているときにいきなりそんなことを言われて、突然すぎて頭がついていかない。

「…え!?」