「めいはさ、俺のことぶっちゃけどう思ってるわけ??」
「…世界一…きらい…」
「…まじ…」
「うん。…歯医者さんの亮くんは世界一きらい。けど…普通の亮くんは…スキ」
「ふふふ。なるほどね。じゃあ世界一きらいな俺に会わないように歯磨きを頑張らないとね??」
暗闇の中でも分かる、イタズラな笑みを浮かべてる亮くん。
そして唇が重なる。
亮くんの熱い舌が入ってくる。
そして不意に歯に痛みが走る。
「んっ!!!」
犯人は亮くん。
わざと舌で虫歯の歯をさわってくる。
痛くて亮くんの顔を離そうとするけど、がっちりと抱きつかれて離してくれない。
前から時々思ってはいたけど、亮くんって絶対にドSだ。泣

