世界一きらいな彼


「はい、終わったよ。ゆすいでおいで」

そう言われ、歯磨き終了。
口をゆすいでリビングに戻ると、寝室に手を引かれる。

「…私下で寝るよ」

「何言ってるの、一緒に寝るの。ダブルベッドだから狭くないよ」

「いや…そういう問題じゃなくて…」

「何?俺の隣に寝るのがそんなに嫌??」

「…嫌…じゃない」

「ふふふ。じゃあ一緒に寝よ。」

そう言われ、亮くんと一緒に布団に入り、部屋が真っ暗になる。

心臓がドキドキする…。