-亮サイド-
治療は痛いことを正直に伝えたら、めいお得意の嫌々病を発揮しだした。
イライラする気持ちを抑えて、なるべく穏やかに、優しく説得してたけどもう嫌の一点張りで言うこと聞かない。
大学生になって少しは大人になったと思ったけど、こう見ると全然変わらないな。
昔からそうだけど、こういう時めいに対してはガツンと怒るのが1番効く。
「めい、いい加減にして」
声を低くしてそう言うと、明らかにやばいと焦ったようになるめいの顔。
「昨日した治療ちゃんとするっていう約束は何だったの?結局口だけ??俺、めいに約束破られてばっかりなんだけど」
「……」
「これ以上俺らからの信頼失いたくなかったら大人しく治療受けて」
だいぶんきつい言い方になったけど、これくらい言わないときっとめいは大人しく治療なんて受けてくれない。

