次の日、るうは夏那が来るのを待った。 夏那とのお泊まり会は久しぶり。 1年ぶりくらいかな…。 "ピーンポーン" インターフォンが家に鳴り響いた。 「お母さん!るうが行ってくる!!」 そう言って、モニターを確認してから玄関へ急いだ。 ……ガチャ… 「夏那!!」 るうは夏那に抱きついた。