るうが今日まで生きてきた世界は、少し暗くて狭い。 でも…あの人を見つけてから、世界が変わった。 中学1年生のある日、サッカーをしているあの人を見つけた。 その時、るうは不思議な気持ちになった。 胸の奥が苦しくって……でも、それが嫌だと思わなかった。 「……この感じ…なんだろう…」 るうは1人でそう呟いていた。 「優雅〜!集合だぞー!!いつまで自主練してんだぁー」 ……あ、あの人…優雅って言うんだ…。 そっか…優雅くん、か…。