死線ーシセンー(スローペースで更新)

「やめてよ‼私そういうお化けとかホラー話苦手なんだから‼」


夢が軽く身震いをして、両手で自分の躰を抱き締める。


「夢安心しろよ。俺がその時はボコボコにしてやるからよ」


「……万が一奈美の霊の仕業だとして、強の力で倒せるわけ?」


「そんなのやってみなきゃ分かんねーじゃん」


「はあ……全く」


夢と強のやり取りを、私は冷めた目で見ている。


何やってんだか……。


もし仮に奈美だとしても、死んだ人間が仕返しなんて出来るわけないじゃない。


バカバカしい。