雅也さんにぎゅっと抱きしめる 「倒れたって聞いたとき ほんとに……心配した……… 雅也さんもう十分あなたは苦しんだよ…… もう解放されてもいいんだよ……」 「こ、ころ…………」 雅也さんは掠れた声で私の名を呼ぶ 「雅也さんが振り向いてくれないんなら 私一生幸せになれないね」 「何言ってんだ 俺のことなんて早く忘れて もっと若くてイイ男見つけろよ」