クールな彼はバーテンダー






いつになく真剣な眼差しで見つめられる




その瞳の奥からは
熱を感じられる




「一週間でいいから
その時までしっかり考えて答えを出して」




「けど……」




「こころちゃんを幸せに出来る男は
マスター以外にもいるってこと
ちゃんと頭にいれといてね」




頭に手をポンッと置くと
爽はランチスペースから出て行った