『雅也くん…… お願い……もう帰って……』 おばさんが弱々しい声でそう言った 『俺は……莉子の彼氏です………… 莉子の心の傷を 少しでもなくしたいんです……』 『あの日莉子を守れなかった男が 彼氏面なんかするな!!! お前のせいで莉子があぁなったんだぞ! あの子には夢も未来もあったのに 全てお前が潰したんだ! 二度と来るな!帰れ!!』