私は朔と気まずいまま授業を受けた

私はこのままだとさすがに嫌だと思い 

思いきって朔に声をかけてみた

「ねぇ、さ…」

(え…?)

今のは見間違いだっただろうか

(今、桜ちゃんに睨まれたような…気のせいか…)

その後も何度か朔に

話しかけようとしていたが

なぜか桜ちゃんが間に入ってくる

(なんで桜ちゃんが間に入ってくるの?)

と、など悩みながら

今日1日が過ぎていった


放課後……

今日も一人で帰ろうと思っていたら

「ねぇ、ちょっと話があるんだけど」

と、桜ちゃんが声をかけてきた