「あった! あれ……」
黒豹の赤い力を使い、ドアをこじ開けた先の部屋の中……
ガラスのようなもので厳重に張られた中に、大きくて美しい、黄色の宝玉があった。
ネックレスにつけた赤い宝玉を近づけると、赤と黄色の宝玉は、まるで共鳴するかのようにキラキラと美しく輝き始めたのだ。
「よし。これであとは、サーバルを待つだけ……」
私達がホッと息をつこうとした時だった。
「あらぁ、あんた達。何を他人の城のお部屋に勝手に入って来てんの?」
背後から、懐かしく聞き覚えのある……だけれども、邪悪にねっとりと変わってしまったようにも思える声が聞こえた。
私は振り返って……
「奈美……」
思わず、目を見開いた。
実際にこの目で見るまでは、半信半疑だった。
でも、そこにいたのは歪な笑みを浮かべた……私のよく知る奈美だったのだ。
茫然とする私に、彼女は口元を歪めた。
「どうして……って顔をしてるわね。教えたげるわ。まずは……ジョンとエマに足止めされているはずの私達が、どうしてここにいるか、でしょ?」
「そ……そうよ。ジョンとエマは、どうしたの?」
すると、彼女は鼻で笑った。
「あんた達も、馬鹿ね。あんなガキ二人に、自分達の命運を託すだなんて。私のプリンス、コヨテが少しデッカいシャインボールを見せて近付けてやったら、所詮はガキ……怖気づいてね。あんたらのことなんて、裏切ったのよ」
黒豹の赤い力を使い、ドアをこじ開けた先の部屋の中……
ガラスのようなもので厳重に張られた中に、大きくて美しい、黄色の宝玉があった。
ネックレスにつけた赤い宝玉を近づけると、赤と黄色の宝玉は、まるで共鳴するかのようにキラキラと美しく輝き始めたのだ。
「よし。これであとは、サーバルを待つだけ……」
私達がホッと息をつこうとした時だった。
「あらぁ、あんた達。何を他人の城のお部屋に勝手に入って来てんの?」
背後から、懐かしく聞き覚えのある……だけれども、邪悪にねっとりと変わってしまったようにも思える声が聞こえた。
私は振り返って……
「奈美……」
思わず、目を見開いた。
実際にこの目で見るまでは、半信半疑だった。
でも、そこにいたのは歪な笑みを浮かべた……私のよく知る奈美だったのだ。
茫然とする私に、彼女は口元を歪めた。
「どうして……って顔をしてるわね。教えたげるわ。まずは……ジョンとエマに足止めされているはずの私達が、どうしてここにいるか、でしょ?」
「そ……そうよ。ジョンとエマは、どうしたの?」
すると、彼女は鼻で笑った。
「あんた達も、馬鹿ね。あんなガキ二人に、自分達の命運を託すだなんて。私のプリンス、コヨテが少しデッカいシャインボールを見せて近付けてやったら、所詮はガキ……怖気づいてね。あんたらのことなんて、裏切ったのよ」



