ブレインゲーム

古葉はただ立ちすくんだ



やはり実際に会ってみると緊張する



曲がり角を曲がった瞬間ぶつかってしまったのだ



まあ、運命の出会いというやつであろう



ちなみに202番は背丈は170位で短髪の小顔だ



お互いしばらく黙ったが202番がゆっくり口を開いた



「君、尾崎君?」



喋り方が芥川だ



喋り方から察するのは不可能と分かった



「ああ」



古葉は首を縦に振った



携帯が震えた



指令をクリアしたと伝えるためだと思われる



古葉を少し見てから202番は


「嘘だよ違う、君は尾崎君じゃない」



と笑った