ゲームスタート



今回はチームを組むものは少なかった



チームは意味がないだろう



古葉は地図を見始めた



プレーヤーはだいたい皆同じ場所を目指していた



地図によるとカジノが固まっている



みんな一獲千金を狙ってるらしい



古葉も少しだけ興味を持った



ただ古葉は素晴らしく勘が悪く2分の1はまず外す



逆に鳴山はめちゃめちゃ勘がいい



あと、トランプが強い



カジノはたくさんあった



20以上は間違いない



光がまぶしく賑やかだ



「あっ、古葉さん」



不意に後ろから話し掛けられた



倉間だ



「よっ、呼び捨てでいいよ」



「どうもそういうのは苦手で古葉さんもギャンブルで稼ぐんですか?」



「みんなやってるからね」



2人はカジノに入った



結構うるさいものだった



「うわっ、すごい人だかりだ」



倉間が指差すほうを向くとやじ馬だらけだった



「ブラックジャックで10万以上稼いでるやつがいるらしいぜ」



「まだ負け無しだと」



やじ馬の情報を聞き、もしやと思い行ってみるとやはり



鳴山だ